エサ
・寄せエサ
エサについてですが、ベースは市販のものも使用しますが色々です。
やっぱり鯉釣りの魅力の一つはなんと言ってもエサのバリエーションの多さだと思います。雑食の食性を生かして、いくらでも幅広く考えることが出来るので。
ベースにブレンドする大粒は鳩のエサ・鶏のエサ・押し麦等です。後はマッシュポテトを入れます。
興味本位で色々試したりしますが比較したりしないのでその日の釣り場のコンディションの変化もあるので結果は良く分かりません。
植物性のブレンド・・・麦茶、きなこ、すりゴマ、（炒り）ゴマ、ニンニクチューブ、・黒蜜(・鳩、鶏飼料・麦系統)etc
動物性〃・・・市販の釣りエサ、カツオ節（削り節）、缶詰（ツナ、猫犬用）etc
つなぎには良く御飯を入れます。
１月初旬の寒い日に、幅１０メートル程度の水路に、釣り場で余ったエサを撒いてみた事があります。寒くても、場所が水路なので鯉自体の活性はそれなりに高い状態でした。ちなみに、撒いた餌は、市販ベースエサに御飯、鳩のエサなどの粒物をブレンドしたものです。コマセを固めて投げたりしてみると、よく言われるようにダンゴには近づかず下流の「おこぼれ」ばかりついばみます。ばくばくと食べ、口に吸い込んでから２〜３秒後に、首を振ってコーンのみ綺麗に吐き出していきます。さらにこれをしばらく繰り返しながらえさを食べていくと、コーンを消化しにくいものだと学習してか、避けて食べなくなり御飯その他粉物ばかりを区別しながら食べていきました。口にくわえるという動作を短縮され、底にはコーンがまばらに散っている状態です。冬の時期は食わせの選択には気をつけないと同じように無視されることも考えられそうです。スレてない場所ではあえて食わせとコマセのギャップ？（全く違うものを針につける）を出すと早いアタリが期待できるし、コマセを食べる⇒食わせを食べるの間に鯉に学習させられることもないです。
ちなみに鳩のエサに含まれるコーンはポップコーンなどに使われる「爆裂種」という種のコーンで、硬く、デンプンで覆われているそうで、胚芽に僅かに含まれる水分によって破裂してポップコーンになります。缶詰のコーン等は「甘味種」というそうで、種類が違うそうです。なので、このコーンを同じように乾燥させてもしぼしぼになってあのようにカチカチにはなりません。そして「爆裂種」のものと違い水に浸けて時間が経つと膨らみます。
ヘラ師の多い場所では配合されているものを入れると警戒心を解くことが可能かと思います。以前よく行っていた池ではほとんどのヘラ師がマルキューのバラケマッハがベースのもので、片付ける時に余ったエサを足元に捨てていくので、それを知っている鯉は足元辺りを回遊ルートとして、通っていきます。おそらく底釣り以外に宙釣り等の場合、底でおこぼれをポロポロ食べているでしょう。そこで、同じように、ダンゴにバラケマッハを配合し、足元に仕掛けを投入することにより、同じような状態になります。またダンゴのバラケを格段に早めてくれます。
余談ですが、大川で良く使用される御飯。
こんなものがあります。
「安心米」非常食です。水やお湯、熱湯を注ぐだけで1時間も経たないうちに食べられる状態の御飯が出来上がる優れものです。水でもOKなので釣り場でのエサを切らしたときの非常用にもなります。人間が食べてもヌカ臭いような水臭いような、ちょっと粘々でおいしくはないです。
これは釣具屋でいつもは素通りしてたんですが超特価だったので買いました。
Berkleyの「Corn Nuggets（コーンナゲット）」と「Power eggs（パワーエッグ）」です。￥２００円でした。
コーンとイクラの疑似餌らしいです。イクラみたいな方は魚の匂いがします。で、コーンみたいな方は例えようも無い強烈な匂いがします。ずっと匂いを出し続けます。
英語で「生物分解性物質」と書かれてるので環境には優しいようです。
個人的にはパンプカ釣りの時に常備しておくとボトムに沈んだ鯉を狙うのに役立ったりすると思います。
